こんにちは!ふみです。
今回は前回の記事の続編になります。
前回の記事→【小学生~社会人3年目まで】My English Journey ① どのように英語が話せるようになった?
ニュージーランドでホームステイ開始(全然聞き取れない)
ついにニュージーランドに到着し、無事にホストファミリーの家に着いたものの…
何を言っているのか、全然分からない!!
半年前から英語を一生懸命勉強していたし、ホームステイの経験もあったので、これは結構ショックでした。
原因は、おそらく2つあると思います。
- ニュージーランドのアクセントに慣れていなかった
- ネイティブの自然な話し方に慣れていなかった
ニュージーランドのアクセントに慣れていなかった
ニュージーランド英語には、独特のアクセントがあります。
日本で英語を勉強していると、教材はアメリカ英語やイギリス英語の発音が中心だと思います。
それまでニュージーランド英語に触れたことがなかった私は、アクセントの違いに戸惑い、理解が難しく感じました。
ネイティブの自然な話し方に慣れていなかった
教科書の音声では、キレイでゆっくりと「きちんとした」英語が話されています。
しかし、実際のネイティブの話し方はそれとはかなり違います。
例えば、
“I am going to go to the park.”(公園に行きます)
の “I am going to” の部分は、日常会話では “I’m gonna”(アイムガナ)と略されます。
他にも、
“I want to” → “I wanna”(アイワナ)
など、教科書英語とは全く違う発音をするため、知らないと本当に何を言っているのか分かりません。
あまりの聞き取れなさに、「もっと勉強しなきゃ!」と決意を新たにしました。
語学学校に通う(自由なクラス、友達との交流)
ホームステイと同時期に、語学学校にも通い始めました。
最初にクラス分けテストを受けた結果は「中級〜中上級の間くらい」との判定。
どちらのクラスに入りたいか聞かれ、ちょっと背伸びして中上級のクラスに入りました。
しかし、結局そのクラスにはついていけず苦戦…。
悔しくて学校のトイレで泣いたこともありました(笑)
その後、中級のクラスに移ったのですが、これが大正解!
先生がマオリ族(ニュージーランドの先住民)出身だったので、英語だけでなくニュージーランドやマオリの文化についても学べました。
さらに、そのクラスは教科書を使わない自由なスタイルで、他の国から来た留学生たちとさまざまなトピックについて話したり、放課後に一緒に遊びに行ったりと、かなり楽しく学べました。
この“ゆるさ”が自分には合っていて、英語を話す楽しさを実感できたし、ニュージーランド生活の支えとなる友達にも出会えました。
語学学校での3か月間は、本当に貴重な経験でした。
言語交換アプリ「HelloTalk」を使い始める(ネイティブとの交流)
HelloTalk(ハロートーク)は、語学学習者同士がつながって、お互いの言語を教え合えるアプリです。
(※HelloTalkについては別記事【約5年間ガチで使用した感想】言語交換アプリ「HelloTalk」の正直なレビュー!英語力は伸びた?どんな人におすすめを書いたので、詳しくはこちらをご覧ください)
語学学校では楽しく学べたものの、クラスメイトはみんな留学生で、ネイティブと話すのは先生だけ。
「もっと現地の人と話したい!」と思い、このアプリを使い始めました。
ニュージーランドの文化にも興味があったので、近くにいるニュージーランド人の日本語学習者を検索し、「一緒に言語交換しませんか?」とメッセージを送ってみました。
その後、チャットでやりとりしたり、実際に会って会話したりして、リアルなコミュニケーション経験を積むことができました。
この中で、ネイティブの自然な言い回しや話し方を学べたことは、とても大きかったです。
自分の英語を録音する(発音の矯正)
この頃になると、「自分の英語の発音がネイティブとかなり違う」ということに気づくようになりました。
そこで、スマホのボイスメモ機能を使って、自分の英語を録音することに。
まず英文を自分で読んで録音し、その後ネイティブの音声を聞きながら、できる限り真似してもう一度録音。
録音した自分の声を聞いて、「何が違うのか?」を意識してリズムやトーン、強弱などを分析。
これを何度も繰り返しました。
録音を聞くと、自分が思っていたより喋れていなかったり、発音が不自然だったりと、客観的に確認できます。
正直、自分の声を聞くのは違和感がありますし、日本語なまりの英語を聞くのは恥ずかしいですが、それでも発音上達にかなり役立ちました。
興味のある方は、ぜひ一度試してみてください!
ニュージーランドでの生活(英語を使って暮らす経験)
ニュージーランドで「暮らす」ということは、自然と英語に触れる時間が圧倒的に増えます。
日本にいた頃は、英語に触れるのは会社終わりや休日くらいでしたが、
ニュージーランドで暮らしていると、すべての日常生活が英語です。
朝起きて、仕事に行き、同僚やお客さんと話して、友達に会って、ショッピングして、カフェに行って、帰宅してフラットオーナーと会話して…
すべてが英語で行われるので、うまくコミュニケーションが取れなければ生活に支障が出てしまいます。
そのため、英語は「勉強するもの」ではなく、「生きるためのツール」として自然と上達していきました。
言語上達の鍵は、「どれだけたくさん使うか」だと思います。
24時間英語漬けの日々は、上達までの時間を大きく短縮してくれたと思います。
また長くなってしまったので、続きは次回に!
(つづく)
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