ホームステイって実際どう?メリットやデメリットについてお教えします!

海外体験
この記事を書いた人
ふみ

横浜在住の30代前半会社員。

3回の短期留学(カナダ、ハワイ、ミクロネシア)とワーホリ(ニュージーランド)を経て、2023年にTOEIC920点取得。

趣味は英語学習、海外文化を探索すること、読書、ものをつくること、YouTube、Netflix、猫。

このブログでは、英語学習の過程や、海外文化、海外での体験などをシェアしています!

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こんにちは!ふみです。

海外留学の際、住まいの選択肢としてよく挙げられるのが「ホームステイ」。

ホームステイとは、アパートや寮ではなく、現地の一般家庭で生活を共にする滞在スタイル。つまり、その国の家族の一員として暮らすような、貴重な体験ができる方法です。

私はこれまでに、以下の4カ国でホームステイを経験しました:

  • カナダ(2週間)
  • ハワイ(3週間)
  • ミクロネシア(数日間)
  • ニュージーランド(1か月)

さらに、ニュージーランドでは「フラット」と呼ばれる現地家庭の空き部屋に住むスタイルも3回経験し、ほぼホームステイのような生活もしてきました。

今回は、そんな私の体験をもとに、ホームステイのリアルについてお話しします!


私のホームステイ体験談

1. カナダ(2週間)

高校生のとき、学校のプログラムでカナダのエドモントンという都市に2週間のホームステイに行きました。

このプログラムは現地高校との交換留学の一環で、ホームステイ先も現地の高校生の家庭。ステイ先の子と一緒に現地の学校へ通いました。

ホストファミリーはインド系かパキスタン系と思われる家庭で、家族構成はお父さん・お母さん・同い年の女の子・妹・弟の5人。平日・週末ともに3食提供され、平日は高校に持っていくためのランチを作ってくれました。

この家庭はホームステイをビジネスとしてではなく、あくまで国際交流の一環として受け入れてくれていたため、とても親切にしてもらいました。

週末には近郊の旅行に連れて行ってくれたり、親戚宅を訪問したり、ショッピングモールで冬用のコートを買ってくれたり…。帰国前には写真をCD-ROMに焼いてくれ、お小遣いまで持たせてくれるなど、本当に「家族の一員」のように接してくれました

そのため、たった2週間でしたが、帰るときには涙が止まりませんでした。

最初のホームステイでここまで素敵な体験ができたのは、本当に幸運だったと思います。


2. ハワイ(3週間)

大学生のとき、短期留学プランでハワイに3週間滞在。観光地として有名なハワイですが、「現地の人たちはどんな生活をしているんだろう?」という興味からホームステイをすることにしました。

ホストファミリーは地元のご家庭で、お父さん・お母さん・大学生の女の子がいました。食事は平日2食(朝・夜)、週末は3食提供されました。

結論から言うと、「悪くはなかったけれど、最初ほどの感動はなかった」です。

この家庭は普段から、離れを民宿のように貸し出しており(いわばAirbnb的な運営)、ホスト経験が豊富な印象でした。

今回のホームステイでは、私以外にも日本人の学生が3人おり、合計4人でステイ。私は母屋の空き部屋に、他の2人は離れに泊まりました。

皆で食事を共にし、80年代風のパーティに連れて行ってもらったり、娘さんの劇を観に行ったり(チケットは自腹)と、楽しいイベントもありました。

ただ、日本人同士が集まると

  • つい日本語で話してしまう
  • 他の日本人の前で英語を話すことがなんとなく気恥ずかしい
  • 英語がうまい子がいると、その子にホストファミリーとのコミュニケーションを任せてしまう

ということがよくあり、どうしてもホストファミリーとのコミュニケーションの密度は薄くなってしまいました。

初回のカナダ体験が良すぎたのもあり、「まあまあだったな」というのが正直な感想です。


3. ミクロネシア(数日)

ミクロネシアのヤップ島で行われた環境問題に関する研修プログラムの一環として、現地の家庭に数日間滞在しました。

ミクロネシアでの生活というのが、あまりにも未知数で興味がわき、10日間のプログラムに参加しました。

普段は村の集会所(コミュニティハウス)で寝泊まりして研修をしていましたが、2日間だけ現地の家庭にホームステイさせてもらう機会がありました。

ヤップ島はヤシの木が生い茂る小さな島。滞在先のトイレは屋外で、穴に用を足すスタイル。シャワーはホースから水を浴びる形で、温水ではありませんでした(ミクロネシアは温暖な国なので寒くはないのが幸い)。

食事や家族構成の記憶はなぜか曖昧ですが、一緒に「アナと雪の女王」のDVDを観たり、Facebookの連絡先を交換したり、外にクリの実拾いに行ったことは覚えています。

しかし、あまりにも生活環境が異なり、「ホームステイの良し悪し」を考える余裕は正直ありませんでした(笑)。


4. ニュージーランド(1か月)

語学学校に通いながら、1か月間ホームステイ。家族構成はお父さん・お母さん・10~12歳くらいの女の子2人。

初めて聞くニュージーランド英語に戸惑い、最初は言葉がほとんど分かりませんでした。でも、猫と遊んだり、身振り手振りでなんとか意思疎通したりして、1か月を乗り切りました。

ただ、年齢の離れたホストシスターたちとは最後まで打ち解けられず、それだけは少し心残りでした。

語学学校から近く、通学がラクだったのは大きなメリット。おそらく学校と提携している家庭だったのだと思います。

※ニュージーランドでの「フラット」体験については、別の記事でご紹介します。


ホームステイのメリット

  • 現地の文化や生活を深く知ることができる
  • 語学だけでなく、その国の価値観にも触れられる
  • 家族と生活する中で、日常的な会話のチャンスがある
  • ネイティブ同士のリアルな会話に触れることができる
  • ホストファミリーと親しくなれる可能性がある

ホームステイのデメリット

  • 自分でアパートを借りるより費用は高め
  • ホストファミリーの国籍や家族構成は選べないことが多い
  • 観光や外出はあくまで「好意」であり、保証されているわけではない
  • 会話量や接し方も家庭によって大きく異なる
  • 他人の家庭で暮らすので、多少気を遣う

ホームステイはおすすめ?

私は、「現地の文化をより深く体験したい」「語学を実践で使ってみたい」と思っている人には、ホームステイはとてもおすすめです!

ただし、「家族みんなと仲良くなれる」と期待しすぎると、少しギャップを感じることもあるので、その点は柔軟な心構えで臨むと良いと思います。


まとめ

ホームステイは、たくさんの発見と学びがある、貴重な体験です。

一つとして同じホームステイはなく、家庭によって全く異なる日々が待っています。理想通りにいかないこともありますが、それも含めて「海外生活のリアル」。

もし迷っているなら、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

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