海外SIMの契約の仕方|ワーキングホリデー・短期旅行におすすめの通信手段と選び方

海外体験
この記事を書いた人
ふみ

横浜在住の30代前半会社員。

3回の短期留学(カナダ、ハワイ、ミクロネシア)とワーホリ(ニュージーランド)を経て、2023年にTOEIC920点取得。

趣味は英語学習、海外文化を探索すること、読書、ものをつくること、YouTube、Netflix、猫。

このブログでは、英語学習の過程や、海外文化、海外での体験などをシェアしています!

ふみをフォローする

海外で生活や旅行をするうえで欠かせないのが「スマホの通信環境」です。
この記事では、ワーキングホリデーや短期の海外旅行を予定している方に向けて、海外SIMの契約方法と、他の選択肢であるeSIM・ポケットWi-Fi・日本の通信会社のローミングまで、通信手段を網羅的に紹介します。

海外で使える通信手段は4つ

  1. 海外用SIMカード
  2. eSIM(スマホ内蔵型のSIM)
  3. ポケットWi-Fi
  4. 日本の通信会社の海外ローミング

それぞれに向いているシーンが異なります。以下で詳しく説明します。

海外SIMカードとは?

SIMカードは、スマートフォンで通話やデータ通信を行うための小さなチップです。
日本で使っているSIMカードとは異なり、現地の通信会社が提供するSIMカードを使えば、海外でも自分のスマホでインターネットや通話が可能になります。

海外SIMを使うメリットと注意点

メリット

  • 日本のローミングよりも通信料金が安い
  • 現地ネットワークで通信速度が安定している
  • プリペイド式が多く、使いすぎを防げる

注意点

  • SIMフリーのスマートフォンが必要
  • 現地での設定や言語に対応する必要がある場合も

滞在スタイル別|最適な通信手段の選び方

ワーキングホリデーで使う場合

長期滞在となるワーキングホリデーでは、現地SIMの契約がおすすめです。

おすすめの方法

  1. 現地の通信ショップや空港でSIMカードを購入
     パスポートがあればその場で契約可能。長期向けの月額プランも選べる。
  2. まずプリペイドSIMを試し、良ければ月額プランへ移行
     数日~1週間で様子を見て、快適な通信会社に切り替えるのが安心。
  3. 出発前にeSIMを用意しておく
     渡航直後の移動中でも通信が使えるので、最初の不安が減らせる。

短期の海外旅行で使う場合

旅行が数日〜2週間程度なら、事前にSIMまたはeSIMを用意するのがスムーズです。

おすすめの方法

  1. 日本で物理SIMを購入(Amazon・空港など)
     日本語の説明がついていて初心者向け。設定も簡単。
  2. eSIMをアプリで契約し、出発前に設定しておく
     SIMの抜き差し不要。AiraloやUbigiなどが代表的。
  3. ポケットWi-Fiやローミングと比較検討
     条件に合えば他の手段も便利です。以下で詳しく紹介します。

SIM契約に必要な準備

  • SIMフリーのスマートフォンを用意(キャリアによってはSIMロックがかかっていることも)
  • SIMのサイズを確認(多くはnanoSIM)
  • パスポート(現地契約時に必要)
  • 翻訳アプリをダウンロード(現地語対応に不安がある場合)

eSIMの特徴

eSIMとは、物理カードを差し替えなくても、スマホに直接データを書き込む形で契約できる「内蔵型のSIM」です。

メリット

  • 差し替えが不要。QRコードを読み込むだけで設定可能
  • 即時契約できる(数分で開通)
  • 日本出発前に準備できる

注意点

  • 対応機種が限られている(iPhone XR以降など)
  • 通信量と価格は物理SIMよりやや高めなことも

ポケットWi-Fiのメリット・デメリット

メリット

  • 複数台のデバイスを同時に接続可能(スマホ+PCなど)
  • SIMフリーでない端末でも使える
  • 日本語サポートがある会社が多い

デメリット

  • 空港での受け取り・返却が手間
  • ルーター本体・充電器など一式がやや重く、持ち歩きが面倒
  • モバイルバッテリーが必要(バッテリーの持ちが短い)

日本の通信会社の海外ローミングを使うという選択肢

日本のキャリア(docomo、au、SoftBank、楽天モバイルなど)のSIMをそのまま使って、海外でも通信できるローミングサービスもあります。

メリット

  • 設定不要ですぐ使える
  • 自分の電話番号をそのまま使える(LINEやSMS認証に便利)
  • 日本語でのサポートが受けられる

デメリット

  • 通信料金が高め(1日980円~数千円になることも)
  • 通信容量に制限あり(1日1GBまでなど)
  • 長期滞在には割高で不向き

主なキャリアのローミングプラン例

キャリアプラン名・料金例特徴
docomoパケットパック海外オプション:980円/24時間自動適用、使わなければ課金なし
au世界データ定額:490円〜/24時間アプリから開始・停止が可能
SoftBankアメリカ放題/海外パケットし放題対象国限定の使い放題プランあり
楽天モバイル海外ローミング:月2GBまで無料超過後は128kbpsに制限

※プランは時期や契約内容によって異なります。必ず公式サイトで確認してください。

通信手段の比較表

項目現地SIMカードeSIMポケットWi-Fi日本のローミング
対応スマホSIMフリー端末eSIM対応端末すべての端末日本のSIM契約済端末
複数台で使用××○(複数同時接続可)×
設定の簡単さ△(差し替えと設定あり)○(QR読み込み)◎(電源ONでOK)◎(設定不要)
手荷物の増加なしなしあり(ルーター+充電器)なし
コストパフォーマンス◎(現地価格)○(やや割高)△(1日数百円〜)△(短期なら便利)
サポートの言語現地語が中心日本語対応もあり日本語対応あり日本語対応

まとめ

海外でスマホを使うには、滞在目的・期間・スマホの仕様に応じて、最適な通信手段を選ぶことが大切です。

  • ワーキングホリデーなら:現地SIM+必要に応じてeSIMで補完
  • 短期旅行なら:事前購入のSIMやeSIMが手軽で安心
  • ポケットWi-Fiは:複数人で使うときや、SIMロック解除できない場合に便利
  • ローミングは:数日の渡航や設定が不安な方におすすめ(ただしコスパに注意)

どの方法にもメリットとデメリットがあります。出発前にしっかり調べて、自分に合った方法で快適な海外生活・旅行を楽しんでください。

著書のご紹介

イマージョン英語学習 表紙


【書籍タイトル】
勉強なし・楽しい・確実!
『イマージョン英語学習』:どっぷり「浸る」だけで自然に話せるようになる!


国内で自然に英語を話せるようになった「イマージョン」学習法を紹介しています✨

👉 Amazonでこの本を見る

海外体験
ふみをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました